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ホクロ除去

ホクロ治療について

ホクロは「黒子」、「母斑細胞母斑」、「色素細胞母斑」、「色素性母斑」等様々な呼び名があります。メラニン色素を産生するメラニン細胞が変化した「母斑細胞(ぼはんさいぼう)」と呼ばれる細胞が増殖した皮膚の良性腫瘍です。「母斑」とは皮膚の色や形の異常・奇形を表す言葉で、病変を構成する細胞を「母斑細胞」といいます。 
 
ホクロは悪性化することは稀ですが、心配なことがある場合は、皮膚科専門医への受診をおすすめします。

ホクロの種類

先天性(生まれつき)のもの

先天性母斑 

生まれてすぐに見つかるホクロです。「黒アザ」とよばれることもあり、平坦なものから盛り上がるもの、太い毛が生えたもの等様々な形のものがあります。 

中には直径が20cm以上の大きな物もありますが、将来悪性黒色腫(ホクロの癌)になる可能性もありますので、その前に除去することが必要です。 

後天性(生まれた後から)のもの

後天性のものは、4種類に分類されます。 

Clark母斑

Clark(クラーク)母斑は赤ボクロともいわれ、赤茶色~黒色の平らなホクロです。直径は5mm~12mm程度で、楕円形をしています。全身に現れ、多くは幼少期に出て、成長とともに消えていきます。

Unna母斑

Unna(ウンナ)母斑は、最も一般的なホクロで、顔面や頭部に多くみられます。淡い茶色~黒色で、表面は凸凹していてやわらかいしこりのようなものです。楕円型で直径1cm程度がほとんどであり、毛が生えていることが多いです。

Miescher母斑

Miescher(ミーシャー)母斑は、主に顔や頭にできる半球状のホクロです。 
表面はツルツルしており、膨らんでいて、毛が生えている場合も多く見られます。 
淡い茶色~黒色で、顔や頭など首から上に発生し、年齢と共に色が薄くなるのが一般的です。 

Spitz母斑

Spitz(スピッツ)母斑は若い方に多い、赤色~黒色のホクロです。子供に発生する場合が多く、ほとんどが幼児期にできるものです。以前は、若年性メラノーマと言われたこともあり、悪性黒色腫(メラノーマ)との区別が難しい場合があります。急に大きくなることがありますが、基本的には良性であり、悪性化することはないと考えられています。 

ホクロが増加する原因 

紫外線

太陽からの強い紫外線を浴び続けると、ホクロができやすくなります。ホクロを防ぐためには、何よりも紫外線を浴びないようにすることが大切です。紫外線が強いのは夏ですが、曇っていても紫外線は降り注いでいます。日焼け止めや日傘、帽子を身につけるなど、肌をなるべく紫外線から守るようにしましょう。

肌への刺激

メイクやスキンケアの際に、皮膚に対する摩擦や圧迫等の強い刺激があった場合にも、ホクロができることがあります。顔や体をゴシゴシと洗ったり、きつすぎる下着を着けたりしないようにしましょう。肌荒れをしているときのメイク等も要注意です。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れも、ホクロに大きく関係しています。睡眠や食生活を見直す、ストレスを発散する等、日頃から心がけましょう。 
特に女性の場合は、女性ホルモンの一つであるプロゲステロンが多く分泌されると、ホクロができやすくなります。生理前や妊娠、出産時はプロゲステロンの分泌が活発になり、ホクロが増えてしまうことがあります。

おすすめの施術法

外科的切除

メスで皮膚を切って、ホクロを切除する方法です。取り残すことが非常に少ないというメリットはありますが、傷跡が残ってしまうケースも少なくありません。ホクロが大きい場合や深い場合は、外科的切除が適応となります。

炭酸ガスレーザー

気になるホクロやイボを切らずにキレイに取り除く画期的な治療法です。 
当院では、最新の炭酸ガスレーザー機器を用いた治療を行っております。 

炭酸ガスレーザーについてはこちら

ドクターコラム

ホクロ

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